家庭からのCO²を減らしながらも、快適な生活をもたらしてくれる自立循環型住宅のF邸は、地球温暖化対策に貢献する住まい。
[1]カントリースタイルのA邸外観。ハリマハウスのデザインの見事さには定評がある。 [2]A邸のエントランス部分。そのドアを開けると、CO²削減に貢献する空間が広がっている。 [3]NHKの番組「シリーズ地球温暖化」に取り上げられたE邸の外観。夏の暑さに強いレッドシダーの外壁が美しい。 [4]A邸の屋根裏部屋は大人が歩いても頭がぶつからない高さを確保。収納だけでなく書斎にも使えそうだ。 [5]E邸の屋根裏の空間。普通の住まいなら冬、寒さが忍び寄る場所だが、自立循環型住宅なので暖かい。 [6]2階から吹き抜けのリビングを見下ろす。広々とした空間に陽光が燦々と差し込んでいるが、室内は快適な空気で満たされている(H邸)。
”快適をデザインする“をモットーとする「ハリマハウス」が長年追求してきたのは自立循環型住宅。それは、家庭の電化製品や給湯器から出るCO²を減らすことができる高気密高断熱の住まい。同社の山際康雅社長は、「我慢することなく快適な生活が営め、しかも地球にやさしく光熱費も削減できる家は建てられるのです」と語った。今年3月、「ハリマハウス」が手がけた自立循環型住宅のE邸がNHKの番組「シリーズ地球温暖化」に取り上げられたという。
「冷暖房の対策として太陽と風を徹底して利用した住まいです。たとえば、暖房については太陽の熱を多く取り込むために、普通の家より2割ほど広く窓のスペースを取りました。その上で、取り込んだ熱を逃がさないための工夫もなされています」と、山際社長は語る。
その工夫とは、通常、空洞になっている床の下に厚いコンクリートを敷き、熱を蓄える一方、屋根と壁に気密性の高い断熱材を張り巡らして、熱の放射を防ぎ、室内に閉じ込める方法。 「冷たい外気によって室内の温度が下がらないように窓は二重構造にしました。こうした工夫と床暖房を組み合わせることで、暖房によるCO²を70%減らすことに成功しました」(前出・山際社長)
一方、冷房の対策として考え出されたのが、北側にあえて窓を取り付けること。風通しが飛躍的に良くなり涼しさが増したという。家の外側にも工夫を凝らした。山際社長は、「外壁の中に風の通り道を設けました。壁と屋根が二重の構造になっていて、その隙間を通り、風は壁から屋根、屋根から外気へと抜けるのです」と語っている。
つまり、壁の内側に設けられた隙間に空気を通すことで、家のまわりを空気で覆い、外気からの熱を遮断する仕組み。E邸では、去年の猛暑の時期でも一切エアコンを使わなかった。Eさんはこう語る。 「1年を通して、家の中にいると居心地がなぜか良いんですよ。夏は、外があんなにも暑いのに家の中は清々しいくらい。冬の室内は外の寒さが嘘のような暖かさ。エアコンいらずの生活です」
自然のエネルギーを利用し、最小限の省エネ設備を組み合わせるだけで、家全体でトータルで40%ほどのCO²を削減。「ハリマハウス」の ”快適をデザインする“住まいは完成している。
■体験モデルハウスのススメ
ハリマハウスの本社モデルハウスでは、自立循環型住宅の快適さを体験できる。寒い日は暖かく、暑い日は涼しく、花粉の季節も快適生活。雨の日の室内は、除湿しているわけではないのに一定の快適な湿度数値を維持。その家の性能の高さと、施工の確かさを実感しよう(水・木休み/体験モデルハウスはゴールデンウィークも営業)。また、予約制で自立循環型住宅の勉強会も実施。5月は3日、5日、18日に開催予定。

ハリマハウス有限会社
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