百年持ち、メンテナンスも不要の乾式レンガで建てたヴィクトリアハウス・I邸。半地下をリビングとして使う一方、スキップフロアを利用して地下室やドライエリアなどをぐるりと回れるよう立体的につないだ間取り。
[1]半地下スペースに配したリビングは居住性の高さを誇る(写真5以外はI邸)。 [2]ドライエリアとウッドデッキ。半地下のリビングに接してドライエリアがあるため、閉塞感はない。 [3]半地下に設けられた主寝室。 [4]勾配天井であるため、小屋裏収納は天井が高く驚くほどの広さを確保できる。 [5]狭小地に建つラップサイディングの外壁のヴィクトリアハウス。 [6]半地下に和室をつくっても採光は抜群、外の景観も楽しめる。
”地下のある住宅は高い“という常識を打ち破り、「坪単価58万円から(国産仕様)」という低価格を実現したのが「トーソーホーム」の「ヴィクトリアハウス」。
10年前、アメリカへ研修旅行に出かけた伊藤敏治社長は、カナダのコロンビア州・ビクトリアで、1970年代に生まれた半地下&小屋裏二階建てのシャレた家並みと出会った。「トーソーホーム」が現在手がけるヴィクトリアハウスは、その住まいにヒントを得たもの。 「 ”半地下“を設けることで、環境は申し分ないが高度制限が厳しい第一種低層住居専用地域でも、ヴィクトリアハウスなら通常の2階建ての約1・5倍の延床面積を確保できます。二世帯住宅はもちろん、狭小地や傾斜地などの立地条件が厳しい敷地でも、ヴィクトリアハウスは有効です」と伊藤社長は胸を張る。
地下室の場合、室内は暗く、娯楽ルームや倉庫としてしか使えないケースが見受けられるが、半地下なら地下室部分の上1メートルほどが地上に出ている状態なので、通風や採光も万全。リビングや主寝室としても活用できる快適さだ。
三角形の土地にヴィクトリアハウスを建て、半地下に和室をつくったAさんの感想は、「想像以上に室内が広いのに驚きました。半地下にある和室も採光が豊かで、客間にしておくのがもったいないくらい。しかし、いくら住み心地が良くても外観が悪いければ満足度も半減しますが、乾式レンガの佇まいは美しい。『トーソーホーム』さんにお願いして本当によかった」
ヴィクトリアハウスの半地下は、1階床面積とほぼ同じ広さ。構造を伺うと、「2×4工法を基準として地階部分の小壁には2×6材を採用。強度・精度を高めた独自の基準を定め、耐震性、耐久性を追求した住まいでもあります」と伊藤社長。外断熱によって外部からの湧き水を防ぎ、内断熱で地下外壁の結露や万が一の湧き水も防ぐダブル断熱工法でもあるという。
さて、「坪単価58万円から(国産仕様)」という低価格を実現するため、「トーソーホーム」では、基本設計から地下部分と建物の施工まで一貫して自社で行なっている。しかも、社長を筆頭に、社員全員が建築の現場で経験を積んできたスペシャリスト。ヴィクトリアハウスには、まさに、この ”現場力“が注入されている。
■社名の由来
低価格でありながら、自信を持って提供できるヴィクトリアハウスを建てるには、「月2棟、年間24棟が限界だ」と伊藤社長は語る。同社設立時に考えたのは、「現場に6人、内勤で4人の合計10名の少数精鋭の社員が必要」ということ。伊藤社長は、「それで『トーソーホーム』と名づけたのです」とも語った。

有限会社トーソーホーム
〒229-0014
神奈川県相模原市若松2-20-28
TEL.042-745-1155
http://www.tosohome.co.jp/
有限会社トーソーホーム
代表取締役 伊藤敏治
「家づくりを楽しもう、が私のモットー。作り手もお客様も、楽しみながら建てた住まいは達成感が違います。基本プランから最終プランに至るまで何度でも打合せをさせていただきますが、それはお客様が妥協することなく、納得して建てていただきたいからなのです」